起業の選択肢にNPOはどうですか?

NPOは非営利団体であり、「世のため人のため」に活動します

NPOビジネス成功の秘訣(3) 少数派であることを納得してスタートすること。最終的には1人である覚悟が必要

NPOビジネス成功の秘訣(3) 少数派であることを納得してスタートすること。最終的には1人である覚悟が必要

少数派であることを納得してスタートすること。最終的には1人である覚悟が必要

このエントリーをはてなブックマークに追加

事業の成功のためには、多様なタイプの人、そして多くの人の協力が必要です。

それと同時に、事業を興そうとする自分自身が極めて少数派であることを知っている、そのことに納得していることが不可欠です。

このことが分かっていないと、事業は想定した通りには進みませんから、協力が得られない場合や何かにぶつかって事業の推進が困難になった時に対応できなくなるのです。

事業をしていると、孤立したり少数派になったりすることが必ず起こるものですから、怖がらずに着々と仕事を進めることです。

少しきつく言えば「つまるところ人間は1人」であって、自分からでなければ何事も始まらないということです。

ですから、1人きりになっても自分で決めたことは実行するということです。

日本は中小企業・零細企業の多い国ですが、それでも社長と呼ばれる有限・株式会社、個人事業主を含む代表者は300万人しかしません。

NPO法人の代表者も2万人前後ですし、あらゆる公益法人の代表者をあわせても10万人いないでしょう。

事業体の代表者は多く見積もっても350万人程度であり、日本の人口の3%しかいません。

このことを別の角度から検証してみましょう。

企業のマネジメントにおいて従業員の意識についての研究がありますが、よく言われるのが2対6対2の法則です。

10人いれば積極派は2人、中間派は6人、消極派は2人いる、あるいは分かれるということです。

これは私たちの周辺においても普通に見られることです。

事業体を新しく創っていく場合にはもっとリスクが多くなりますから、この積極派の比率は低くなります。

このような人々は、本人の意思や自覚がどうであろうと『選ばれた人』エリートなのです。

ですから、NPOビジネスを始めることに関心のある人は、社会全体から見ると少数派です。

どこかの会社に就職すれば、少しばかり能力が足りなくても生活できる賃金は保証されるでしょう。

ところが、自分で事業体を創ることは、企画、資金、人集めを最初は1人でやらざるを得ず、それは直接的に、それもすぐに自分に返ってきます。

こうしたリスクのある選択をするのは少数派なのです。

こうした状況が分かっていれば、自分の事業を推進する理解者が少数なのは当然であり、少数派であることを怖がることはないわけです。

この延長で考えれば「1人で孤立する」、最悪「非難囂々の中で1人になる」ということになっても動じることはないのです。

それはなぜでしょうか。

確かに、事業を成功させるには多くの協力者の支援を得ることが必要ですが、そこに至る過程においては孤立もあり得るのです。

なぜなら、事業はもともと自分個人の発意で始めるもので、例え誰1人それに呼応しなくてもスタートする勇気を持たなければなりません。

協力を得られない時、その目標や計画について見直すことは大切ですが、何回か行って「これで大丈夫」という結論を得たならスタートを切るべきです。

もし、その事業が意義あるものなら、スタートすればそれに賛同して協力者が集まってきます。

また、何人かで事業をしている場合でもたった1人になることがあります。

事業が計画通りにいかない、資金に行き詰まる場合によくあることです。

協力者が1人抜け2人抜け、たった1人になることもあります。

このようになる理由は、第1に目標や事業計画が不十分であったということ、第2に協力者の意識の問題で、どのような状況になっても協力するという人は極めて少ないということです。

多くは「上手くいけば協力する」という感覚で、これが普通なのです。

まず、自分がしようとしている事業について、基本ベースで間違いはないか、そして自分に確信があるかを様々な分野から確かめます。

協力者を得られない問題点や反省をした上で、確信を持てる場合は1人になっても進めていくことです。

この際、留意しなければならないのは、このような事態になる場合は感情的な対立も混じっていることが多いので、意固地にならないこと。

そして、自分の能力を過大評価しないことです。

つまり、「あの人が憎いからこちらを選ぶ」レベルの判断は間違っていることが多いということです。

そうではなく、「夢の実現には、この局面は厳しいけど原則を守ろう」というように、心が澄んだ状態であれば決断してもよいわけです。

このようにすれば、また新しい協力者が現れます。

こうした時の得られた協力者の方が、それまでより力強い、心強い人であることが多いのです。


« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です