自己能力開発と才能の活かし方

自分の才能を目覚めさせて、活用することができるように、今までの弱点にこだわった考え方を改め、強みを磨いていきましょう。

マネージャーとしての成功のカギ

マネージャーとしての成功のカギ

マネージャーとしての成功のカギ

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部下を指示する立場にある人が、卓越したマネージャーになるためのカギとなるのは「個別化」です。

明確な目標を掲げる、業務の根本的な意義を従業員みんなに意識させる、従業員が誤ったことをしたときには戒め、正しいことをしたときには褒める、このようなことも大切でありこれらのことを適切に行うことができれば失敗することはないかもしれません。

けれどもさらに上の段階、卓越した段階に上り詰めようとするならば、従業員一人ひとりの才能を生産性のある確固たる強みに育てるための「個別化」の意識が重要です。

総合家電ディスカウントストアの店舗マネージャーである人が、業績が思わしくない店舗を任されて、後に、この店舗が常に全店舗の上位の成績を収めるようになったという成果を上げています。

彼の成功の要因は、すべての従業員を知ることでした。

従業員を観察し、一人ひとりがどのような人物か見極めるのです。

従業員に対して、人相手の仕事と商品相手の仕事のどちらが向いているか、すなわち客と接するほうが仕事を楽しめるか、それとも一つひとつの商品が客の目に止まるよう、配置を考え、陳列するのが好きか、ということです。

人相手の仕事に向いているのであれば、その従業員が自然な笑顔でいられるかを観察し、それができると判断したら会計カウンターや顧客サービス窓口を任せる。

さらにその人が販売能力にも長けていると判断したら、客が最も多い時間帯に新商品の実演販売をさせることもあります。

また、相手がどのように扱ってほしいのかを考えることも必要です。

マネージャーとして毅然とした態度を取って欲しいと望む従業員もいれば、何かを始めるときにその理由をはっきり聞いて話し合いをしたいと望む従業員もいます。

このように「個別」の従業員を一人ひとりきちんと観察することが、この店舗マネージャーのやり方でした。

これは彼特有のやり方のようでもありますが、広い目で見たら、成果を上げているマネージャーには共通しています。

工場、デパート、病棟、証券取引所など、対象となる職業は異なっても、成功のカギを握る方策としては共通しているのです。

片田舎の商店から大都会の大企業にいたるまで、卓越したマネージャーはみんな、従業員の個性をしっかり観察して見極めているのです。

従業員の人となりに注目し、一人ひとりの行動傾向を知り、それぞれに適した言葉をかける。

従業員によって目標も異なるでしょうし、仕事の与え方、企業理念の伝え方、誤りの正し方、強みの育て方など、一律にいくものはありません。

褒め方ひとつとってみても、何を褒めるのか、どうして褒めるのかも違うのです。

つまるところ、あらゆる状況で、従業員一人ひとりに適した対応が取れる、というのが卓越したマネージャーなのです。

すべての従業員が少しずつ異なる形で組織に組み込まれています。

マネージャーとして良い成果を上げようとするならば、一人ひとりの独自性を把握して、それを活かすべく育てることです。

ただ、今の世の中の多くの企業は「個別化」とは反対の方向に動いています。

決まった手順で仕事を進め、能力に対する固定観念を持っていて、従業員は均質であるべきで一定の水準に満たない、あるいは枠に収まらない従業員は、他と同水準になるまで教育する必要があるという認識のもとに動いています。

このような組織の中での個別化の実践は、トラブルを招くこともあるでしょう。

そしてもうひとつ、問題点があります。

従業員一人ひとりに個別に対応するということは、全員を一様に扱うよりも当然時間がかかります。

何十人という従業員を1人が管理しなければならないのなら、当然時間不足になってしまうでしょう。

限られた時間の中で従業員それぞれの才能とその活かし方を見つけるために、ストレングス・ファインダーを利用してみるのも有効的かもしれません。


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