自己能力開発と才能の活かし方

自分の才能を目覚めさせて、活用することができるように、今までの弱点にこだわった考え方を改め、強みを磨いていきましょう。

ストレングス・ファインダーの結果は変わることがあるのか

ストレングス・ファインダーの結果は変わることがあるのか

ストレングス・ファインダーの結果は変わることがあるのか

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各々が持つ資質というのは、一生を通じてまず変わることはありません。

テストで示された結果が自分の気に入らないものであったとき、再テストをすることで新たな資質を開発することができるのかと言えば、答えはノーです。

ギャラップ社では、300人の被験者を対象にストレングス・ファインダーを2回試してもらいました。

結果は、完全な相関を1とすると、その2回の測定の相関は0.89でした。

ストレングス・ファインダーは何組もの質問に対して、被験者の直感で回答してもらい、そこからその人のパターンを割り出し、最も強力な脳内回路、優位を占める資質を測定するものです。

テストで出た5つの資質はその人独自のもので、かつ永続的なものです。

どれほど自分を変えようとしても、資質は絶対に変わりません。

ただし、資質は一生を通じて変わることはないのですが、新たな知識や技術を身につけることによって、意欲的に取り組める新たな分野が見つかるという可能性はあります。

持って生まれた脳内回路の配線を替えることはできないのですが、新たな知識や技術を身につけることによって、人生の方向性を変えることは可能だということです。

資質は変わらないし、新たな資質を得ることもできませんが、持っている資質を新たな分野に活かすことはできるのです。

ここでも例を挙げてみます。

『共感性』と『指令性』の資質を持つ人が、その『共感性』の資質からインタビューの相手をくつろいだ気分にさせることができ、『指令性』の資質から相手に対してひるむことなく厳しい質問をぶつけることがプラスに働いて、ジャーナリストとしてすばらしい成果を上げていました。

ところがジャーナリストの世界で10年を経て突然方向転換したのです。

ジャーナリズムは興味があったものの、満足という点では物足りなかったのです。

長く入院生活を送っている母親を見舞ううちに自分の人生を見直すようになり、世の中に貢献したいという思いと、愛する人の死と向かい合わなければならない人たちの役に立つ仕事がしたいという思いが強まり、一から勉強してセラピストとしてホスピスで働くようになりました。

『共感性』の資質によって患者の苦痛を精神的なものなのか肉体的なものなのか判断し、家族に対しても適切な言葉をかけることができ、患者の死期が近いときにショックを受けてうろたえる家族に対してその場を取り仕切り手際よく指示を与えることができるのは『指令性』という資質です。

ジャーナリストとセラピストでは、要求される知識も技術もまったく異なるのですが、どちらにおいても『共感性』と『指令性』の強みが優れた成果を生み出しています。

このような事例はほかにもいくつもあるでしょう。

繰り返しますが、資質は変わることはありません。

けれども資質を活かして人生の方向を変える人はたくさんいるのです。

ストレングス・ファインダーを再度試した場合に、5つの資質のうちの1つか2つが入れ替わるということはありえない事ではありません。

けれどもそれは被験者の何かが変わったとか、新たな資質が生まれたということではありません。

回答の全体的なパターンがわずかに変わっただけのことです。

わずかな変化で6番目と7番目の資質が最初の5つのうちの2つと入れ替わっただけのことで、本質としては何ら変わるところはないのです。

もしも万が一、続けて3回試したとしたら、その結果はもう信頼できるものではありません。

ストレングス・ファインダーは直感的な回答から診断するものですから、再々度の実施では何より大切な自動作用に狂いが生じてしまっているからです。


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