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経営の原則(8) お金は魔物

経営の原則(8) お金は魔物

お金は魔物

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事業体にとって、お金は目標の実現のために必要なものであり、できるだけ多くのお金を自由に活用できた方が活動が活発にできます。

ただし、お金には魔力があり、それによって人が変質したり、事業体が目標とは異なる動きをする場合があります。

最初の段階ではお金が不足しており、目標やミッションについてメンバーが目を輝かせて話し合っている平和な時期があります。

そして、事業が軌道に乗ってきて金回りが良くなってくると、人が変質してきます。

一方は、事業の目的よりもお金を確保することに熱中し、個人的な分配に重点を移すのです。

もう一方は以前の通り、利益をミッションや目標のために使おうとし、両者の間に亀裂が生まれてきます。

仮に、ボランティア団体の時代には年間予算が1000万円に届かなかった団体が、介護保険の事業者になったことで1億円前後の収入を確保できるようになると、その事業体は1つの利権を確保したといって良い状態になります。

中心メンバーの個人的報酬も、年収100万円以下だったのが300~800万円を受け取れるようになります。

こうした段階になってくると、事業体にとっても報酬を受け取る個人にとっても介護保険事業が大切になってきます。

地域の高齢者の生活支援を中心に活動していた団体が、介護保険事業サービスしか実施しなくなってくるのです。

これがお金によって人が変わり、事業者も変わる例です。

こうならないためには、リーダーが高い理念を持ち、目標を忘れないだけではなく、事業体の状況に合わせた再編・発展を絶えずしていかなければならないのです。

お金が潤沢にあるほど、理念の高さとリーダーシップが問われることになります。


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